例会

8月319回例会のご案内

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※ 午後時間の開催です。
※ 感染状況を踏まえ、今回はリモートによる配信のみとなります。会場の確保はありません。

前半 演題と発表者 宮沢賢治をどう見るか―ある韓国人研究者の視線 李啓三(い・げさむ)氏
 
 韓国では2000年代以降、経済成長の影響で児童文学市場が形成されており、その流れの中で宮沢賢治は1980年代韓国で大ヒットしたアニメ「銀河鉄道999」の原作者として、世界名作童話作家の一人として紹介し始まった。
 韓国人研究者として宮沢賢治をどう見るかという質問は、賢治のテキストが抱いている歴史的文脈をどのように受け入れるかという問題として受け入れる。韓国で有名な日本の評論家である柄谷行人は「宮沢賢治の農村と農民に対する構想と実践、また彼の国柱会との関連性を」もって宮沢賢治を「一種の平和主義、矛盾・葛藤のない世界を作ろうとする意味でのファシズムを体現した人物」と判断することについて反論を提起しようとする。
 宮沢賢治の書簡をはじめ様々なテキストから描出される重要な心理的特徴である「混乱
さ」と「真正の追求」は「疑いのない情熱に溢れている忠直な人」と言える「ファシズムを体現した人のメンタリティとはまったく違う」ということ、また、宮沢賢治は観念世界が直接現実にぶつかる時に必ず生じる思想的屈折が激しいため、彼はファシズムを体現できなかったということを様々な作品と資料をもって明らかにしようとする。
(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科博士後期過程) リモートの発表です。

 
後半 演題と発表者 「広淵沼開墾地のこと」 大澤正善(おおさわ・まさよし)氏
 
 宮沢賢治は一九三一年(昭6)に入ると東北砕石工場技師として活動し始める。五月四日には松川の工場から仙台に向かい、宮城県庁農務課を訪ね、翌朝に宮城郡農会を訪ね、石巻経由で「広渕開墾地」を訪ね、午後に小牛田の斎藤報恩農業館を訪ね、夜十時半に帰花している。炭酸石灰肥料を売り込む旅であった。広渕開墾地行は、開墾地管理所の所長をしていた旧知の高野一司に会うためだったが、詳細は判然としない。広渕沼開墾地は石巻と小牛田の中間に広がっていた広渕沼約七百haを干拓し、旧北上川から水を引き水田としたもので、二〇年(大9)に起工し二八年(昭3)に竣工したばかりだった。広渕沼開墾の経緯を紹介し、開墾地訪問の旅程を少しでも明らかにしたいが、この訪問をめぐる賢治の心境も推察したい。賢治自身、二六年に「下ノ畑」を開墾したが、三一年頃と推測される創作メモ群に「開墾」の文字が散見する。ゲーテ『ファウスト』第二部には晩年のファウストが干拓に携わる場面もある。皆様には多くのご教示をたまわりたい。
(宮沢賢治学会イーハトーブセンター副代表理事) リモートの発表です。

お申し込みについて

  1. web「例会」申込みフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。
  2. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。再度のお申し込みは不要です。
  3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
  4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。
  5. 会員でない場合はどうしたら良いか。「会員ではないけれど……」説明のページを用意しました(2022/1/25加筆)。

例会についての説明(再掲・一部修正)

  1. 昨日(7月21日)の東京都における感染者数は3万を超え過去最大になりました。今回言われるのは、ワクチン接種の未了な若年層を中心とした感染拡大です。コロナも長くなり、時々の対応に集中を続ける難しさを感じます。この第7波のピークに対面例会はそもそも無理なので、今回はリモートのみになります。たまたまですが、発表者も京都と宮城からの発信になります。
  2. コロナ禍のもと、2021年2月からweb「例会」及びweb「読書会」としてリモート形式の例会等を開催して参りました。いわゆる第六波も徐々に感染者の数を減じてはおりますが、五波よりも減り方のスピードは遅いです。現在会場での対面形式の例会の予定はありません。前々回1月の読書会は、感染の間を縫い、対面とwebの複合の形式を試行しましたが、3月はwebに戻ってしまいました。
  3. 本web「例会」は会員限定です。会員は、所定の会費を納めている必要があります。メールアドレスに関連付ける事務作業が必要なため、例会前々日を締め切り日とします。メーリングリストを作成しBCCでお知らせします。
  4. システムはZoom会議をベースとします。発表者は原則一名です。質疑応答を行います。
  5. 参加者には回線の金銭的負担が発生します。特にWiFi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
  6. 本web「例会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
  7. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
  8. 今までに「招待状が届かない。」と言った障害情報が寄せられることがありました。お申し込みについては必ず返事をする様にしています。招待状は例会資料などと併せ、前々日の24時(日本時間)までに送付することとしています。もし、招待状が届いていない様な状況であれば、例会等の開催時まで、再度、申込みフォームを利用してご連絡を下さい。招待状が届かない原因としては、事務局のミス、メールアドレスの不完全、迷惑メールに選別されていた、何らかの通信障害などがありました。
  9. 例会終了後、web懇親会(雑談の時間、アルコールOK)を予定しています。時間にして1時間ほどです。任意参加で、途中参加・途中退出もOKです。いわゆる「顔出し」不要です。

 それではよろしくお願い申し上げます。

ご案内「ホームページの障害発生に伴う対応など」(重要)
 一か月前くらいから本ホームページに障害が発生し、対応を検討しましたが、根本的な入れ替えなどが必要と判断しました。現在作業中のためリンク切れなどが多くあります。ご迷惑をおかけします。(補足説明・修正状況)
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6月318回例会のご案内

「ホームページの障害発生に伴う対応など」については、下部に移動しました。

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※ 午後時間の開催です。
※ 前半はリモートによる配信、総会は氷川区民会館での対面方式、後半は氷川区民会館での対面方式で行います。いずれもリモートの配信があります。また開場でも配信の映写の用意をします。

前半 演題と発表者 これからも宮澤賢治は読まれ続けるのか―高等教育と宮澤賢治 大塚常樹(おおつか・つねき)氏
 活字離れが言われて久しい。宮澤賢治学会も会員数の減少と若い会員が極端に少ない危機的状況にある。宮澤賢治は小中高の教育現場で定番教材として扱われてきたし、大学の卒業論文も賢治を取り上げる学生が多かった。教科書に関しては、新学習指導要領によって論理思考力が重視されることとなり、高等学校教科書は令和4年度以降、「国語総合」「現代文」が廃止され、近代文学は古典文学と統合された「言語文化」と「文学国語」(令和5年度から)となる。各社の新教科書を見ると小説や文学的な評論・随筆に力点が置かれ、詩や童話が減り、令和7年度には近現代文学に触れる機会が減った生徒達が大学に入ってくる。幸い「永訣の朝」だけは「文学国語」の定番教材として各社の教科書に残った。私は某社の編集委員を務めているので現状について報告したい。また私は宮澤賢治学会の編集委員として四年間若手の会員発掘に取り組み、昨年度に大学生対象の論文指導講座「宮沢賢治で卒論・修論書いてみる?」の開催に至り、23名の参加者がいた。この講座の目的と中身、成果についても報告したい。宮澤賢治は誰でも読んだことがある作家という状況が今後も続くのだろうか、危機感を共有しておきたい。
(お茶の水女子大学名誉教授) リモートの発表です。

※ 総 会 氷川区民会館で行います。
 
後半 演題と発表者 「宮沢賢治と現代俳句」 佐藤栄二(さとう・えいじ)氏
  賢治は、詩や童話、短歌、文語詩の優れた作品を数多く遺した一方で、俳句は、詩の下書き稿などの裏に書くなどした、三十句にすぎない。
 小沢俊郎「賢治の句について」(「四次元」一四号、一九五〇・一二)は、最も初期の賢治俳句論。短歌や詩において豊かな独創性を有した賢治とは全くちがった、俳句形式(五七五)に安住し、死を予感した病床での慰めとして遊ばれた俳句だったのでは、とする。
 研究書としては、菅原鬨也『宮沢賢治―その人と俳句』と石 寒太『宮沢賢治の全俳句』がある。二書とも、その賢治らしさを感じ取れる句もあると評価するものの、独立した俳句作品としては、見るべきものが少ないとする。
 その一方で、近年、賢治らしさを生かした現代俳句作品はかなりの数に上る。私の句集『羅須地人』『わが海図・賢治』にも、その点から注目される句が多い。
 そこで、今回の発表では、賢治の俳句は数例を紹介するに留め、現代の俳人による、賢治作品とその時空への理解や憧れに根を張った俳句を紹介し、その背景などを含めて鑑賞することとしたい。
(宮沢賢治研究会顧問、岳俳句会同人会長) 氷川区民会館での対面での発表となります。
 ※いずれもリモート(Zoom使用)で、参加可能です。

お申し込みについて

  1. web「例会」申込みフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。
  2. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。再度のお申し込みは不要です。
  3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
  4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。
  5. 会員でない場合はどうしたら良いか。「会員ではないけれど……」説明のページを用意しました(2022/1/25加筆)。

例会についての説明(再掲・一部修正)

  1. コロナ禍のもと、2021年2月からweb「例会」及びweb「読書会」としてリモート形式の例会等を開催して参りました。いわゆる第六波も徐々に感染者の数を減じてはおりますが、五波よりも減り方のスピードは遅いです。現在会場での対面形式の例会の予定はありません。前々回1月の読書会は、感染の間を縫い、対面とwebの複合の形式を試行しましたが、3月はwebに戻ってしまいました。
  2. 本web「例会」は会員限定です。会員は、所定の会費を納めている必要があります。メールアドレスに関連付ける事務作業が必要なため、例会前々日を締め切り日とします。メーリングリストを作成しBCCでお知らせします。
  3. システムはZoom会議をベースとします。発表者は原則一名です。質疑応答を行います。
  4. 参加者には回線の金銭的負担が発生します。特にWiFi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
  5. 本web「例会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
  6. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
  7. web懇親会(雑談の時間、特に顔出しを求めず。アルコールOK。)を開催します。時間にして一時間ほどです。今までに「招待状が届かない。」と言った障害情報が寄せられることがありました。お申し込みについては必ず返事をする様にしています。招待状は例会資料などと併せ、前々日の24時(日本時間)までに送付することとしています。もし、招待状が届いていない様な状況であれば、例会等の開催時まで、再度、申込みフォームを利用してご連絡を下さい。招待状が届かない原因としては、事務局のミス、メールアドレスの不完全、迷惑メールに選別されていた、何らかの通信障害などがありました。
  8. 例会終了後、web懇親会(雑談の時間、アルコールOK)を予定しています。時間にして1時間ほどです。任意参加で、途中参加・途中退出もOKです。いわゆる「顔出し」不要です。

それではよろしくお願い申し上げます。

ご案内「ホームページの障害発生に伴う対応など」(重要)
 一か月前くらいから本ホームページに障害が発生し、対応を検討しましたが、根本的な入れ替えなどが必要と判断しました。現在作業中のためリンク切れなどが多くあります。ご迷惑をおかけします。(補足説明・修正状況)
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4月317回例会のご案内(web「例会」)

「ホームページの障害発生に伴う対応など」については、下部に移動しました。

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※ 午後時間の開催です。

演題と発表者 「印度の虎狩」考 ―女王陛下とマハラジャの虎狩り― 外山 正(とやま・ただし)氏
 童話作家宮沢賢治の代表的な童話とはと考えて「セロ弾きのゴーシュ」は必ず数えられると思っている。発表者の賢治読書体験としても、かれこれ半世紀以上の時間を遡るので、個人的な印象としては既に「伝説」や「言い伝え」にも似た古めかしさも纏っている。しかし、それでもまだまだ知らなかったことが出て来る(と思われる)のだから本当に面白いと思う。
 帰宅したゴーシュは、セロの猛練習を行う。ところが、その練習中に次々と訪問者がおとずれるエピソードがくり返される。その最初の訪問者である近所の猫を迎えゴーシュがやや手荒い対応をするが、その選曲が「印度の虎狩」あることは言うまでもない。
 きっかけとなったのは現在NHK-BSで放送中のドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」の再放送であった。ここに「印度の虎狩」事情が現れていたことに気が付いたのである。ホームズのお話の基本は、大英帝国の栄華が頂点に達したとも言えるヴィクトリア朝時代に、植民地から得て本国に持ち帰った富が、争い事の原因となり、これをホームズが解決すると言うものである。これは一種の英国の「時代劇」である。また、もっと根本的な「植民地支配」については、範囲の広い研究課題であり、下手に深追いすると精粗のバランスを欠いて難しくなるので、ほどほどにしておきたい。
 これらを見付けたうれしさのあまり、既に「山猫通信」などに一部小出しをしてしまった「印度の虎狩」事情であるが、若干の調査を加えてある程度のボリュームになったので披露しておきたい。現エリザベス英国女王が、1961年にインドで虎狩をした時に撮った記念写真なども出て来る(先頃亡くなったフィリップ殿下も一緒に写っている)。周辺事情の拾遺であるから内容としては単純である。
 「支配」の手段としての小銃を中心とした「武器」についても触れる。
 (研究会参与)

お申し込みについて

  1. web「例会」申込みフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。
  2. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。再度のお申し込みは不要です。
  3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
  4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。
  5. 会員でない場合はどうしたら良いか。「会員ではないけれど……」説明のページを用意しました(2022/1/25加筆)。

例会についての説明(再掲・一部修正)

  1. コロナ禍のもと、2021年2月からweb「例会」及びweb「読書会」としてリモート形式の例会等を開催して参りました。いわゆる第六波も徐々に感染者の数を減じてはおりますが、五波よりも減り方のスピードは遅いです。現在会場での対面形式の例会の予定はありません。前々回1月の読書会は、感染の間を縫い、対面とwebの複合の形式を試行しましたが、3月はwebに戻ってしまいました。
  2. 本web「例会」は会員限定です。会員は、所定の会費を納めている必要があります。メールアドレスに関連付ける事務作業が必要なため、例会前々日を締め切り日とします。メーリングリストを作成しBCCでお知らせします。
  3. システムはZoom会議をベースとします。発表者は原則一名です。質疑応答を行います。
  4. 参加者には回線の金銭的負担が発生します。特にWiFi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
  5. 本web「例会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
  6. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
  7. web懇親会(雑談の時間、特に顔出しを求めず。アルコールOK。)を開催します。時間にして一時間ほどです。今までに「招待状が届かない。」と言った障害情報が寄せられることがありました。お申し込みについては必ず返事をする様にしています。招待状は例会資料などと併せ、前々日の24時(日本時間)までに送付することとしています。もし、招待状が届いていない様な状況であれば、例会等の開催時まで、再度、申込みフォームを利用してご連絡を下さい。招待状が届かない原因としては、事務局のミス、メールアドレスの不完全、迷惑メールに選別されていた、何らかの通信障害などがありました。
  8. 例会終了後、web懇親会(雑談の時間、アルコールOK)を予定しています。時間にして1時間ほどです。任意参加で、途中参加・途中退出もOKです。いわゆる「顔出し」不要です。

それではよろしくお願い申し上げます。

ご案内「ホームページの障害発生に伴う対応など」(重要)
 一か月前くらいから本ホームページに障害が発生し、対応を検討しましたが、根本的な入れ替えなどが必要と判断しました。現在作業中のためリンク切れなどが多くあります。ご迷惑をおかけします。(補足説明・修正状況)
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2月316回例会のご案内(web「例会」)

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※ 午後時間の開催です。

演題と発表者 「鉄道ファン・宮沢賢治」再説 信時 哲郎(のぶとき・てつろう)氏
  かつて「鉄道ファン・宮沢賢治」(「賢治研究96」2005年7月)という論文を書いた。その冒頭で「彼を「鉄道好き」と書く評者は少なくない。しかし賢治のことを今日で言うところの「鉄道フアン」や「鉄道マニア」、「鉄ちゃん」と同列に扱おうとする論考には、未だに出会ったことがない」と書いた。しかし近年、賢治を鉄道ファンやマニア、あるいは鉄オタだとする文章を目にする機会が増え、また耳にする機会も増えてきたように思う。ただ、それは「鉄道好き」のことをファンやマニア、オタクだと、それぞれカジュアルに言い換えているだけのようにも感じられる。もちろん「鉄道好き」と「鉄道ファン」の間に明確な線引きなどできないが、カジュアルに言い換えられ、カジュアルに捉えられることによって、賢治の鉄道への没頭度や徹底度が軽んじられてしまうのだとすれば、あまり喜ばしいこととは思えない。そこで今回は賢治が鉄道ファンであったということについて、改めて論じてみることにしたい。具体的には「氷と後光(習作)」のモデルとなった列車について、「化物丁場」で働く工夫たちについて扱うつもりである。
(甲南女子大学教授)

お申し込みについて

  1. web「例会」申込みフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。
  2. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。再度のお申し込みは不要です。
  3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
  4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。
  5. 会員でない場合はどうしたら良いか。「会員ではないけれど……」説明のページを用意しました(2022/1/25加筆)。

例会についての説明(再掲・一部修正)

  1. コロナ禍のもと、2021年2月からweb「例会」及びweb「読書会」としてリモート形式の例会等を開催して参りました。いわゆる第六波は現在猛威を振るい始めており余談を許しません。現在会場での対面形式の例会の予定はありません。前回1月の読書会は、感染の間を縫い、対面とwebの複合の形式を試行してみました。
  2. 本web「例会」は会員限定です。会員は、所定の会費を納めている必要があります。メールアドレスに関連付ける事務作業が必要なため、例会前々日を締め切り日とします。メーリングリストを作成しBCCでお知らせします。
  3. システムはZoom会議をベースとします。発表者は原則一名です。質疑応答を行います。
  4. 参加者には回線の金銭的負担が発生します。特にWiFi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
  5. 本web「例会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
  6. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
  7. web懇親会(雑談の時間、特に顔出しを求めず。アルコールOK。)を開催します。時間にして一時間ほどです。今までに「招待状が届かない。」と言った障害情報が寄せられることがありました。お申し込みについては必ず返事をする様にしています。招待状は例会資料などと併せ、前々日の24時(日本時間)までに送付することとしています。もし、招待状が届いていない様な状況であれば、例会等の開催時まで、再度、申込みフォームを利用してご連絡を下さい。招待状が届かない原因としては、事務局のミス、メールアドレスの不完全、迷惑メールに選別されていた、何らかの通信障害などがありました。
  8. 例会終了後、web懇親会(雑談の時間、アルコールOK)を予定しています。時間にして1時間ほどです。任意参加で、途中参加・途中退出もOKです。いわゆる「顔出し」不要です。

それではよろしくお願い申し上げます。

ご案内「ホームページの障害発生に伴う対応など」(重要)
 一か月前くらいから本ホームページに障害が発生し、対応を検討しましたが、根本的な入れ替えなどが必要と判断しました。現在作業中のためリンク切れなどが多くあります。ご迷惑をおかけします。(補足説明・修正状況)
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12月315回例会のご案内(web「例会」)

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WordPress Data Table ※ 午後時間の開催です。昨年10月開催の総会で、夜時間の開催をなくし、すべて午後時間の開催としています。

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演題と発表者 宮澤賢治とサウンドスケープ ──音から音楽へ── 木村 直弘(きむら・なおひろ)氏

〈サウンドスケープsoundscape〉とはsoundlandscapeを結びつけた造語で、〈音(の)風景〉あるいは〈音(の)環境〉と訳されます。これは、この8月に亡くなったカナダの現代音楽作曲家レイモンド・マリー・シェーファーが1960年代末頃提唱した概念で、「世界を聴(聞)く行為、音の世界を体験する行為によっておのずと立ち表れてくる意味世界」(日本サウンドスケープ協会HPよりhttp://www.soundscape-j.org/soundscape.html)を指します。
 サウンドスケープは、現実の環境音だけを対象とするのではなく、その対象には文学作品の〈音風景〉も含まれ、シェーファーもその主著『世界の調律 The Tuning of the World』(1977年/邦訳1986年)で、(宮澤賢治作品の一大特徴でもある)オノマトペを「サウンドスケープの鏡」として重要視しています。
 そこで、本発表では、シェーファーによるサウンドスケープ的なオノマトペの捉え方をふまえつつ、その考え方と今福龍太『宮沢賢治 デクノボーの叡知』(新潮社、2019年)「Ⅲ風聞と空耳」の章で展開されている論との共通点を指摘した後、賢治作品において、イーハトーブの「音」としてのオノマトペがなぜ「音楽」として表現されているのかについて、童話「イーハトーボ農学校の春」等、具体例を挙げつつ考察します。
(岩手大学人文社会科学部教授)

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※ 宮沢賢治研究会web「例会」のご案内
 これまで、「試行」と言う扱いで、案内をしてきましたが、ある程度回数も重ね、解決すべき課題の出方も限定されてきましたので、そろそろ試行と言う言い方をお終いにします。

お申し込みについて

  1. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。
  2. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。再度のお申し込みは不要です。
  3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
  4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

例会についての説明(再掲・一部修正)

  1. コロナ禍のもと、2月からweb「例会」としてリモート形式の例会を開催して参りました。いわゆる第五波は現在見かけ上収まっていますが、感染の程度を示す「実行再生算数」は再び上昇に転じ、欧州の猛威の情報も聞こえてきます。現在会場での対面形式の例会の予定はありません。
  2. 本web「例会」は会員限定です。会員は、所定の会費を納めている必要があります。メールアドレスに関連付ける事務作業が必要なため、例会前々日を締め切り日とします。メーリングリストを作成しBCCでお知らせします。
  3. システムはZoom会議をベースとします。発表者は原則一名です。質疑応答を行います。
  4. 参加者には回線の金銭的負担が発生します。特にWiFi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
  5. 本web「例会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
  6. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
  7. web懇親会(雑談の時間、特に顔出しを求めず。アルコールOK。)を開催します。時間にして一時間ほどです。今までに「招待状が届かない。」と言った障害情報が寄せられることがありました。お申し込みについては必ず返事をする様にしています。招待状は例会資料などと併せ、前々日の24時(日本時間)までに送付することとしています。もし、招待状が届いていない様な状況であれば、例会等の開催時まで、再度、申込みフォームを利用してご連絡を下さい。招待状が届かない原因としては、事務局のミス、メールアドレスの不完全、迷惑メールに選別されていた、何らかの通信障害などがありました。
  8. 実施にあたり、読書会担当がweb「読書会」の司会をします。
  9. 例会終了後、web懇親会(雑談の時間、アルコールOK)を予定しています。時間にして1時間ほどです。任意参加で、途中参加・途中退出もOKです。いわゆる「顔出し」不要です。

それではよろしくお願い申し上げます。

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