7月読書会(対面+リモートの複合形式として開催)

読書会時間割
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短唱「冬のスケッチ」
第二回目です。前回は主に凡例などを読み、少し本文に入りました。担当は本田さんです。

宮沢賢治研究会web「読書会」のご案内

 コロナは5類に引き下げ、統計も取らなくなりました、世界的にも統計やコメント対応を止めたところが多いです。しかし、沖縄方面では第9波と想像される感染者増による医療逼迫傾向などあります。人間の都合のとおりにはならないので、引き続き注意しましょう。氷川区民会館とリモート方式の読書会と複合(二元方式)で行います。会場にお越しの方は状況を十分ご理解の上の行動をお願いします。会場は氷川区民会館です。

web読書会についての説明(再掲・一部修正)

    1. 冬のスケッチ」を読みはじめました。読み方は、まだ定まっていません。例会に比べ参加者は少なめです(人数制限はありません)。
    2. 7月読書会を実会場における対面方式とリモートによる読書会の複合(二元)方式として開催します。
    3. 参加ご希望の方は、本ホームページのメニュー「HOME」以下にあるweb「読書会」専用お問合せフォームから、参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。web「例会」とweb「読書会」では、態様が異なりますので、別々のお申込みをお願いします。既にされたお申込みを取り消したい場合は同じフォームにその旨をご記入の上お申し出ください。
    4. このweb「読書会」は会員限定とします。会員は、所定の会費を納めている必要があります。お申し込み条件を満たさない場合は、その内容をお知らせします。
    5. システムはZoomによる会議で行います。
    6. いわゆる「顔出し(画面上に自身の画像を示すこと)」は義務ではありません。
    7. 参加者には回線使用の状況において大小の金銭的負担が発生します。特にWi-Fi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
    8. あまり、無いとは思いますが、このweb「読書会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
    9. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
    10. 実施にあたり、読書会担当がweb「読書会」の司会をします。会場における対面方式がある場合は、実会場が主導します。
    11. 読書会の終了後のwebでの懇親会は行いません。

web読書会のお申し込みについて

    1. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。
    2. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。
    3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
    4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

それではよろしくお願い申し上げます。

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6月324回例会のご案内

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※ 午後時間の開催です。
※ 会場での発表と、リモートでの発表になります。なお6月は総会(30分程度を予定)があります。
氷川区民会館を確保しています。

前半 演題と発表者 「グスコーブドリの伝記」における技師の労働観-ブドリの描写に着目して 加畑翔貴(かばた・しょうき)氏
 童話「グスコーブドリの伝記」は、1932年3月に佐藤一英の編集による「児童文学」第2冊(文教書院)に掲載された作品で、宮沢賢治の生涯最後の発表作品として知られている。この作品における冷害の描写は、当時の岩手県における冷害の状況を反映したものだという見解が一般的である。加えて、この童話が掲載される前年に、賢治は東北砕石工場で石灰肥料の設計・販売を行う技師として再起を図っていた。主人公のブドリが科学的な知見を活用して人々の生活を向上させようと奮闘する姿は、賢治自身の理想の生き方を描いていると多くの先行研究で指摘されている。しかし、本作品に賢治の自伝的要素を見出す論点には首肯できるものの、ブドリと賢治に共通する「技師」という職業に焦点を当てた研究は少ない。本発表では、賢治の他作品や農学・農会関係者の言説などをコンテクストとして踏まえながら、技師・ブドリの描写の意図を分析することで、賢治が農業技師としての自身の労働に対してどのような問題意識や理想像を抱いていたのか考察を行う。(本発表は、2022年12月に筑波大学大学院に提出した修士論文の一部を元にしている。)
(筑波大学大学院博士後期課程1年)※会場における対面方式での発表です。

 
後半 演題と発表者 「天沢退二郎さん追悼と『評釈 宮沢賢治短歌百選』から」 平澤信一(ひらさわ・しんいち)氏
 本年1月25日、詩人で宮沢賢治研究者の天沢退二郎氏が亡くなられた。1960年代の『凶区』に連載された『宮沢賢治の彼方へ』を起点として、『校本宮沢賢治全集』『新校本宮沢賢治全集』編纂へと進んで行った天沢氏の軌跡を、個人的な思い出を交えながら『現代詩手帖』4月号の追悼特集を読むことで振り返りたい。詩集からも宮沢賢治に関わる作品「アリス・アマテラス」を読みたい。
 また、歌稿B54「凍りたるはがねのそらの傷口にとられじとなくよるのからすらなり」を、前後の歌とともに、谷川雁、大西久美子、板谷栄城などの論を参照しつつ、『銀河鉄道の夜』や『烏の北斗七星』と関連付けながら読み解く。「空」を見て、特異な「心象」を体験していた賢治が、その向うに「異空間」を見出し、萩原朔太郎『月に吠える』との出会いを経て、『春と修羅』表題作冒頭の「心象のはいいろはがね」に至る過程を辿ってみたい。
 (明星大学教育学部教授)※リモート方式による発表です。

■web例会のお申し込みについて/コロナ下における例会開催についての説明

ご案内「ホームページの障害発生に伴う対応など」(重要)
 2022年1月に、本ホームページに障害が発生した件について説明をしています。(補足説明・修正状況)
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5月読書会(対面+リモートの複合形式として開催)

読書会時間割
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短唱「冬のスケッチ」
第一回目です。「冬のスケッチ 四、 芽は燐光」からです。担当は山崎さんです。

宮沢賢治研究会web「読書会」のご案内

 東京都における感染者数は漸増傾向にありこれから第九波に入ると思われます。5月は渋谷区氷川区民会館とリモート方式の読書会と複合(二元方式)で行います。会場にお越しの方は状況を十分ご理解の上の行動をお願いします。会場は氷川区民会館です。

web読書会についての説明(再掲・一部修正)

    1. 現在、読書会では、短歌及び俳句を読み終わりましたので、次は「冬のスケッチ」を読みます。読み方は、まだ定まっていません。例会に比べ参加者は少なめです(人数制限はありません)。
    2. 5月読書会を実会場における対面方式とリモートによる読書会の複合(二元)方式として開催します。
    3. 参加ご希望の方は、本ホームページのメニュー「HOME」以下にあるweb「読書会」専用お問合せフォームから、参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。web「例会」とweb「読書会」では、態様が異なりますので、別々のお申込みをお願いします。既にされたお申込みを取り消したい場合は同じフォームにその旨をご記入の上お申し出ください。
    4. このweb「読書会」は会員限定とします。会員は、所定の会費を納めている必要があります。お申し込み条件を満たさない場合は、その内容をお知らせします。
    5. システムはZoomによる会議で行います。
    6. いわゆる「顔出し(画面上に自身の画像を示すこと)」は義務ではありません。
    7. 参加者には回線使用の状況において大小の金銭的負担が発生します。特にWi-Fi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
    8. あまり、無いとは思いますが、このweb「読書会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
    9. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
    10. 実施にあたり、読書会担当がweb「読書会」の司会をします。会場における対面方式がある場合は、実会場が主導します。
    11. 読書会の終了後のwebでの懇親会は行いません。

web読書会のお申し込みについて

    1. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。
    2. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。
    3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
    4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

それではよろしくお願い申し上げます。

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4月323回例会のご案内

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※ 午後時間の開催です。
※ 今回は、発表者お二人がリモート形式によるため、会場は用意しないこととしました(3月19日変更)。氷川区民会館はキャンセルしました。

前半 演題と発表者 宮沢賢治の使う「標準語」―気づかない方言について― 小島聡子(こじま・さとこ)氏
 明治時代後半から昭和初期は、日本の言語政策として「標準語」が企図され浸透させられてきた時代である。宮沢賢治はその時代に生きた人であり、「標準語」と対峙させる形で方言を意識していたことは書簡などからも窺われ、作品に意図的に方言を用いたものがあることもよく知られている。ただそれでも多くの作品は基本的には「標準語」で書かれている。しかし、その「標準語」で書かれたはずの作品の中に、現代の私たちが読むと違和感のある表現は少なくない。そのような表現は、時に宮沢賢治の独特な表現と評価されたり、あるいは単に少し古い言葉遣いと看過されたりすることもあるようだが、本発表では、そこに少なからず方言の影響がみられることを紹介する。また、そのような「気づかない方言」に、ほとんどが「標準語話者」と自認する現代の学生たちは気づくのかどうか、岩手大学の授業での反応も紹介し、現在の日本の言語状況、方言のありようについても触れる。
(岩手大学人文社会科学部教授)※リモートによる発表です。

 
後半 演題と発表者 「賢治の心理学と地質学」 大嶋 仁(おおしま・ひとし)氏
 宮沢賢治における心理学は心象の科学的記述に基づくものであり、彼はその記述をもとに心理学を構築するつもりであった。彼は心の動きを物理法則に基づくものと捉えていた一方、心理学をもって科学の究極と考えていたようだ。
 賢治が心理学に開眼したのはジェイムズに触れたからだと推測できるが、フロイトにも関心を持っていた形跡がある。しかし、その関心は法華経的世界観ともつながっており、彼にとって心理学を完成することは、法華経を心の科学によって基礎づけることを意味したようだ。
 一方、賢治にとっての地質学は、岩石や地層をもとに地球と生物を考える土台となっている。彼は近代的な人間中心主義によってではなく、もっと巨きな視点にもとづいて人類や地球の歴史を考えたのである。アインシュタインの相対性理論がこの視点を補強するのに役立っていることは興味深い。
 賢治は近代科学に強い関心を持っていたが、それが世界を幸福にするとは思っていなかった。世界全体が幸福になるには科学が宗教と一致する必要があると見たのであり、であればこそ、法華経を科学によって基礎づけたかったのである。
 (福岡大学名誉教授)※リモートによる発表です。

■web例会のお申し込みについて/コロナ下における例会開催についての説明

ご案内「ホームページの障害発生に伴う対応など」(重要)
 2022年1月に、本ホームページに障害が発生した件について説明をしています。(補足説明・修正状況)
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3月読書会(対面+webのハイブリッド形式として開催)

読書会時間割
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俳句(新校本第6巻句稿)
「俳句」の終わりから三句目「鷹呼ぶやはるかに秋の濤猛り」からです。「俳句」の残り三句と「連句」をやり、「句縞」終了の予定です。担当は引き続き小田部さんです。

宮沢賢治研究会web「読書会」のご案内

 東京都における感染者数は減少傾向にあり、最近では比較的良好な状況です。とはいえ、まだ安心は出来ません。1月は渋谷区氷川区民会館とweb方式の読書会とハイブリッド(二元方式)で行います。会場にお越しの方は状況を十分ご理解の上の行動をお願いします。会場は氷川区民会館ではありません。勤労福祉会館です。

web読書会についての説明(再掲・一部修正)

    1. 現在、読書会では、短歌を読み終わり俳句に移っています。俳句はあまり分量がないです。方式は担当者を置き、一首ずつ順番に読んで意見を述べるスタイルです。校異との関係が複雑であり、短歌の時の様に順番には進まないので、全体的に読む方式としています。例会に比べ参加者は少なめで、コロナ下ではさらに減少傾向があります(人数制限はありません)。
    2. 1月読書会を実会場における対面方式とリモートによるweb読書会のハイブリッド(二元)方式として開催します。
    3. 参加ご希望の方は、本ホームページのメニュー「HOME」以下にあるweb「読書会」専用お問合せフォームから、参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。web「例会」とweb「読書会」では、態様が異なりますので、別々のお申込みをお願いします。既にされたお申込みを取り消したい場合は同じフォームにその旨をご記入の上お申し出ください。
    4. このweb「読書会」は会員限定とします。会員は、所定の会費を納めている必要があります。お申し込み条件を満たさない場合は、その内容をお知らせします。
    5. システムはZoomによる会議で行います。
    6. いわゆる「顔出し(画面上に自身の画像を示すこと)」は義務ではありません。
    7. 参加者には回線使用の状況において大小の金銭的負担が発生します。特にWi-Fi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
    8. あまり、無いとは思いますが、このweb「読書会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
    9. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
    10. 実施にあたり、読書会担当がweb「読書会」の司会をします。会場における対面方式がある場合は、実会場が主導します。
    11. 読書会の終了後のwebでの懇親会は行いません。

web読書会のお申し込みについて

    1. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。
    2. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。
    3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
    4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

それではよろしくお願い申し上げます。

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