4月第262回例会のご案内

開催日 08.gif 平成24年4月7日(土)
会場 08.gif  渋谷区千駄ヶ谷区民会館
開場 08.gif 17:30
開会 08.gif 18:00 終了予定21:00
会場整理費 08.gif 500円

※ 4月から夜時間の開催です。

 

演題と発表者

【前半】 宮澤 俊司 氏  賢治の「澤」と「沢」

◎ 総  会

 【後半】 大島 丈志 氏  詩「第三芸術」論―「農民芸術概論綱要」への新た
な接続の試み

   ※「発表概要」は、下の「続を読む:」を参照願います。

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宮澤 俊司 氏  賢治の「澤」と「沢」

賢治が詩集「春と修羅」を自費出版したのは大正十三年である。彼にとって本を作るのは初めてであった。その本の背、奥付に書かれた名前を見ると宮澤賢治と旧字の「澤」が使われている。しかし函には新字の「沢」が用いられている。わざわざ違えているのはどのような意図があるのか。日本における漢字の歴史、当時初めて作られた常用漢字などから考えてみたい。また彼が普段に使用していた「澤」と「沢」も他の印刷物や手紙などから考察していきたい。

(宮沢賢治研究会会員)


大島 丈志 氏  詩「第三芸術」論―「農民芸術概論綱要」への新たな接続の試み

詩「第三芸術」は、賢治の農村実践期の典型的な詩作として評価され、また詩の立ち上がる場所や状況から「農民芸術概論綱要」と絡めながら考察されてきた。 タイトル「第三芸術」に関しては諸説あるが、未だ考察の余地がある。まずは、このタイトルについて考察を加えたい。また、ここまで詳細に考察が加えられてこなかった下書きからの変遷をたどり、そこから作品を読み直していきたい。
その上で「農民芸術概論綱要」や他の作品との新たな接続を試みたい。

(文教大学教育学部准教授、専門は日本近現代文学。)

Posted by 外山正

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