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※ 夜時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号388
「猩々緋雲を今日こそふみ行けと躍るこゝろのきりぎしに立つ」からになります。担当は伊藤雅子さんです。 [/note]
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※ 夜時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号388
「猩々緋雲を今日こそふみ行けと躍るこゝろのきりぎしに立つ」からになります。担当は伊藤雅子さんです。 [/note]
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※ 夜時間の開催です。 [box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半)
伊藤 雅子 氏
「どんぐりと山猫」
―金田一國士と中村省三の岩手県財界主役競争―
『注文の多い料理店』本と「岩手日報」を読み合わせると、作品に時事が反映するような、もやもやした気分になります。そこでゴシップ好きの同時代人、たとえば「ねずみ競争新聞」を愛読するクンねずみのような人が「どんぐりと山猫」を読んだら、どんな連想や感想を持つか、とことん考えてみました。
結果は上々。さらに応用すると全童話の四分の一ほどで新しい味が楽しめます。
本件は二〇一〇年四月例会発表の発展形です。助言くださった方々に感謝します。
(宮沢賢治研究会会員。)
(後半)
浜垣 誠司 氏
求心的・凝集的な精神と遠心的・浸透的な精神
―宮沢賢治の心性に関する一考察―
素人の怖いもの知らずで、賢治について勝手な思いつきをブログに書き流したりしていたが、なぜか最近その中に、精神科の医師という職業的視点が、知らずにまぎれ込んでいるのに気づくことが増えた。
このような方法の意図的な適用、すなわち古今の偉人を精神医学的な見方で分析してみようという詮無き試みのことを、「病跡学」と言う。賢治に関して、これまでその最もすぐれた業績は、福島章『宮沢賢治―こころの軌跡―』(講談社学術文庫)と言ってよいだろう。
そして近年、これに匹敵するような論考として現れたのが、柴山雅俊『解離性障害―「うしろに誰かいる」の精神病理』(ちくま新書)だった。実にこの本の第七章は、まるごと賢治の体験世界の精神医学的分析にあてられている。
当日は、この柴山氏の見解にインスパイアされつつ、あの不思議な賢治の「心性」について、自分なりに考えてみたい。
(精神科医。Webサイト「宮沢賢治詩の世界」(http://www.ihatov.cc/)により2008年宮沢賢治賞奨励賞受賞。宮沢賢治研究会会員。)[/box]
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※ 夜時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号372
「あけがたの皿の醤油にうつり来て黒き桜の梢顫へり」からになります。担当は山崎さんです。 [/note]
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| 会場整理費 |
※ 夜時間の開催です。 [box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半)
榊 昌子 氏
今、宮沢賢治に聞きたいこと
とてもユルイ演題ですね。「聞きたいこと」としたけれど、もちろん宮沢賢治が答えてくれるわけはない。要は東京の皆さんへの質問です。今、用意している問いは三つ。それぞれのキーワードは、「仙台」・「信仰」・「雨ニモマケズ」(ヒドリの話ではない)です。少し(かなり)欲張りのような気もしますが、はるばる秋田くんだりから出て行くので、たくさん勉強したいのです。一緒に考えてください。
(宮沢賢治研究会会員。著書に『宮沢賢治「初期短篇綴」の世界』『宮沢賢治「春と修羅第二集」の風景』など。)
(後半)
大塚 常樹 氏
宮沢賢治の言語戦略(1)―修辞法に注目して―
賢治の心象スケッチや童話を読むと、私たちは他の童話作家や詩人との違いを強く感じます。他者への愛や他生命との共生、宗教的な主題や教訓性は童話にはつきものですし、自然の中に美や理想の生のあり方を見いだすのは詩によくあることで、このようにくくれば賢治だけの特性ではありません。賢治の特異性は、化学や鉱物学、古生物学などの文学者の多くが苦手とする領域に特化した知性教養があること、また仏教への深い教養がありながら宗教くさくないモダンな意匠をもち、科学と宗教という対立しがちな世界認識が深層構造で見事に融通しているところにあるでしょう。しかし童話も詩も想定読者は一般人であり、特に童話は子供を想定読者としてますから、読者が簡単に理解できるような工夫がこらされているはずです。すでに私は文化記号学の方法を駆使して、賢治テクストの表面構造の下に、幾層もの科学的、文化的、民俗学的、神話的な構造が層をなしていることを指摘してきました。文学はコトバというメディアによる芸術です。つまり視覚的な文字と聴覚的な音を用いて、概念とそこからもたらされるイメージを喚起し、登場人物やストーリー等の設定と情報操作としての語りによって、私たちにあるメッセージー美、教訓、感動などを伝達するのです。このような視点から現在の私は賢治の言語戦略に興味をもっています。言語戦略には題名や固有名詞の付け方、視点の選択など様々な要素がありますが、今回はその一つとして、修辞法を取り上げてみたいと思います。修辞法の代表である比喩の高度な戦略は二つの概念を結びつける多重化機能にありますが、賢治テクストを概観すると、光、特に太陽と結びついた比喩が重要であることがわかります。賢治の光は、宝石や水、香りと結びつくのが特徴です。統計的な方法ではなく、文脈的(作品における効果や意義に目配り)な分析方法をとりながら、光の変化の表現や、提喩法と曖昧法(サスペンション)、漸層法などが、私たちへの見事な誘惑法として機能していることを明らかにできればと考えています。
(御茶ノ水女子大学大学院教授、専門は日本近現代詩、文学理論。著書に『宮沢賢治 心象の宇宙論』『宮沢賢治 心象の記号論』など。)[/box]
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開会 |
※ 夜時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号360
山形「雲たてる蔵王の上につくねんと白き日輪かゝる朝かな」からになります。担当は大竹さんです。[/note]